May 05, 2009

『手紙 The Letter』 (1997年韓国)

手紙 The Letter [DVD]手紙 The Letter [DVD]
出演:パク・シニャン; チェ・ジンシル; チェ・ヨンミン; ソン・グァンス
販売元:エスピーオー
発売日:2008-04-02
おすすめ度:5.0
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恋の始まり、結婚、そして突然の別れ…傷心の妻の手許に届いた、切ないラヴレターに号泣!
1997年の韓国ナンバーワンヒットを記録した愛の名作が、10年の歳月を経て待望の日本公開。<パリの恋人>の人気スター、パク・シニャンが、当時“メロドラマの貴公子”と呼ばれ、女性ファンのハートを掴んで離さない演技の真髄は必見、黄金撮影賞と百想芸術大賞の人気俳優賞、韓国映画批評家協会賞新人男優賞など、数々の賞に輝いた。出逢いから結婚まで、運命的な愛を誠実に育んできたファニュとジョンイン。しかし、ファニュが不治の病で急逝。失意の日々を送るジョンインのもとに最愛の人からの手紙が届く……。涙なくしては見られない“永遠の愛”を描く感動作で、監督は“ラヴストーリーの達人”の異名を持つ『SSU』のイ・ジョングク。
大学院生のジョンイン(チェ・ジンシル)は、汽車に乗り遅れまいと急ぐあまり、財布を落とした。それを偶然見かけたファニュ(パク・シンヤン)は、タクシーで汽車を追いかけ、ジョンインに財布を届けるのだった。運命的に出逢ったふたりは、愛を実らせ結婚するが、幸福な日々も束の間、ファニュが脳腫瘍で急逝する。失意に沈むジョンインは、自殺まで考えるが、そんな彼女のもとに手紙が届く。それは生前のファニュからのラヴレターだった…。(Amazon)


韓国で製作されたのは1997年と10年以上前となるが、
DVDが日本で発売されたのは実は昨年のことだ(Amazonの発売日によると)。

妻イ・ジョンイン役のチェ・ジンシルはついこの間、
2008年10月自殺してしまったという。
1990年代にトップスターとなった彼女の作品として、
他作品を見ていないにもかかわらず集大成なのかもしれない
と思ってしまうほど良い作品だと思った。

本作品と同時期に公開された『八月のクリスマス』は
”韓流”という言葉が流行る前から韓国映画を見ている人なら
きっと知っていると思う作品だが、
本国においてはその『八月〜』以上にヒットしたのが
この『手紙 The Letter』だったらしい。


2009年1月


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May 02, 2009

マルティン・シュタットフェルト『バッハ:ゴールドベルク変奏曲』

バッハ:ゴールドベルク変奏曲バッハ:ゴールドベルク変奏曲
アーティスト:シュタットフェルト(マルティン)
販売元:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
発売日:2005-11-23
おすすめ度:4.5
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どんな番組をしているのかと、
チャンネルとパッパッと変えている最中の一瞬、
NHKで放送されていた彼の「ゴールドベルク変奏曲」を耳にした時
思わずリモコンを持つ手が止まった。

おおおーーー!?   ???


それからかれこれ1年以上経ってやっと購入の1枚。


2009年1月


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May 01, 2009

『僕のピアノコンチェルト』 (2006年スイス)

僕のピアノコンチェルト僕のピアノコンチェルト
著者:洋画
出演:テオ・ゲオルギュー
販売元:ポニーキャニオン
発売日:2008-05-21
おすすめ度:4.5
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 「山の焚火」「最後通告」といった個性的な作品で日本でも知られるスイスの巨匠フレディ・M・ムーラー監督が、ピアノと数学に天賦の才を発揮する天才少年の孤独と心の成長を描くヒューマン・ドラマ。天才ゆえの苦悩を抱えながらも、両親や周囲との軋轢を乗り越え本当の自分を掴み取ろうと悪戦苦闘する少年の姿を、ユーモアを織り交ぜ優しい眼差しで綴る。主人公ヴィトスの12歳を演じるテオ・ゲオルギューは、自身も国際的なコンクールでの優勝実績を持つ新進ピアニストで、劇中の演奏シーンも彼自身がこなしている。スイスを代表する名優ブルーノ・ガンツが、主人公と心を通わす祖父役で出演。
 人並み外れたIQを持ち、ピアノを弾かせればまるで巨匠のような腕前を披露する天才少年、ヴィトス。やがて両親のレオとヘレンは、息子を一流のピアニストに育てるべく音楽学校に通わせることを決意する。しかし両親の過剰な期待がありがた迷惑でしかないヴィトスにとって、お祖父さんだけが唯一の理解者であり、お祖父さんと一緒に過ごしているときだけが心の安まる時間だった。やがて12歳となったヴィトスの生活はますます息苦しく孤独なものとなっていた。そんなある日、ヴィトスはマンションから落ちたところを発見される。怪我はなかったものの、事故の後遺症で高いIQもピアノの才能も失い、すっかり普通の男の子になってしまったヴィトスだったが…。(allcinema)


少年は「天才」が嫌だった。
普通の人になりたいと願った。
神童として扱おうとする大人が嫌だった。
そして「天才」であることから感じる重荷に耐えかねた時、
そばにいてくれたおじいちゃんがこう言った。


「決心がつかない時は大事なものを手放してみろ」

少年、ヴィトスはあることを決行する。



祖父役のブルーノ・ガンツの存在感がいい。
主役ではなく脇役として主人公を支え、
けれど居なくてはこの映画はありえないような。

「天才」やそこにまつわる様々な葛藤。
彼を囲む家族や学校の苦悩。
そういった物語を描いた映画は今までいくつもあったと思う。
その中で私はこの作品を一押ししたい。
それはこの映画が上述の要素をなぞったものではなく、
おじいちゃんと孫の、年はなれたこの友人たちの、
おじいちゃんにとっての息子夫婦、
ヴィトスにとっての両親へとひそかに広がる温かい愛情を少し奇抜に、
そして思わずニンマリしてしまうような痛快さをもって描いているからなのだ。

とても好きな作品。


2009年1月



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